江川芳文(YOPPI)氏率いる《Hombre Nino(オンブレ・ニーニョ)》と、『THE BEST UTILITY GARMENTS』をテーマに掲げる《CORONA(コロナ)》のコラボレーションによる新作アウターは、米軍の寒冷地向けレイヤードシステムの最終防寒ウェア、LEVEL 7をモチーフとした中綿入りコート。
氷点下の環境でも完全な防寒の機能と、Hombre Ninoらしいファッション性、CORONAならではの本格的ディテールの数々を兼ね備えています。
【Hombre Nino(オンブレ・ニーニョ)】
「HECTIC」のディレクションを手掛けた江川芳文(YOPPI)と、 数多のレーベルでウェアプロダクトを手掛けていた関正史によるコンセプトブランド、《Hombre Nino(オンブレ・ニーニョ)》。
スペイン語で 「大人・子供」という名のレーベルは、デザイナー両人における現在のライフスタイルを根底に構成されています。
「RETRO and NEW」をコンセプトに、オーセンティックさとコンテンポラリーな要素を共存させたウェアを展開。
スケートボードやBMXなどを介し、大人と子供が共有できるプロダクトを提供して行きます。
【CORONA(コロナ)】
1989年の創業時より、アメリカを中心とした、海外から多種多様なアイテムを輸入販売してきた、インポーターとしてのキャリアをルーツに持つ《CORONA(コロナ)》。
ワークウェア、ミリタリーユニフォーム、アウトドアスポーツウェアなど、様々なジャンルのユーティリティクローズ(実用服)のエッセンスを消化した、独自のアプローチの服作りが魅力です。
表地には、1960年代に誕生し、マウンテンパーカーやダウンジャケットなど、ヘビーデューティーな素材を求められるアウトドアウェアに使用され、爆発的な人気を誇った『60/40 マウンテンクロス』を採用。
コットン60%・ナイロン40%のグログラン織り素材は、ナイロンよりも耐摩耗性に長け、コットンよりも通気性に優れています。
さらに、コットンが水分を吸収すると、繊維が膨張し、ナイロンとの生地密度が上がり、水分の侵入を防いでくれる機能も。
オーセンティックな佇まい、ヴィンテージ感溢れるブルー(ブルーストーン)のカラーも好印象です。
中綿は、高機能素材『PRIMALOFT(プリマロフト)』のシリーズ最高峰、『PrimaLoft Gold Insulation(プリマロフト ゴールド インシュレーション)』。
プリマロフトは、米軍のニーズを満たすために開発された、羽毛に代わる画期的な超微細マイクロファイバー素材です。
軽くて暖かい保温性と柔軟性だけではなく、羽毛にはない撥水性も発揮。
それまでにはない画期的な機能性(断熱・防寒テクノロジー)と、どんな環境でも使える高い実用性を兼ね備えた画期的な人工羽毛として誕生しました。
現在、ダウンジャケット・寝袋・寝具・枕などさまざまな分野に広がり、世界の500を超える有名スポーツブランドや高級アパレルブランドが、高級グースダウンに代わる新素材としてプリマロフトを採用しています。
風の進入を防ぐスタンドカラーとバランスよく繋がるフード、顔を覆うことのできる大きめのフードストラップが特徴。
もちろんフード、フードストラップにもプリマロフトの中綿入りです。
グローブを収納できるネット製の大型内ポケット、高低差のある前後身頃などのディテールも、『モンスターパーカー』、『ハッピースーツ』といった、USMC(米海兵隊)レベル7ウエアからのインスパイア。
しかし、それらのミリタリーアウターに全く引けを取らない完成度と防寒性能、さらにファッション性も兼ね備えた、この冬の最強アウターウェアです。